中絶薬と聞くとイメージが悪いということもあり、怖いと考える人がほとんどですよね。
しかし理由は何であれ、望まない妊娠で出産を迎えるとしたら、その後に訪れる子育ても、望まないものとしてスタートする可能性があります。
そうなると不幸になる人は妊娠・出産した本人だけでなく、生まれてきた子供も同じ思いをすることになるかもしれません。
万が一、望まない妊娠をした場合の解決策について紹介します。
目次
中絶薬の基礎知識
もしもこれから中絶薬を使うことを考えているとしたら、しっかりと基礎知識が必要です。
「中絶」というのは妊娠が終わり、胎児が死亡してしまう事を指すのですが、一般的には人工妊娠中絶のことを言われる場合が多いです。
日本では手術は可能となっていますが、妊娠22週未満までと制限があります。
12週を超えると「胎児の死亡扱いとなり埋葬許可が必要」なので、産婦人科等で妊娠検査を受けてから考えるようにしなくてはいけません。
また、薬で中絶可能なのが9週までとされています。
これは中絶薬による合併症とのリスクの問題で、どのサイトで調べてみても「9週目以降は使うべきでない」とされています。
妊娠の状況とも関係は重要で、子宮外妊娠であったりすると中絶薬は効果がありません。
加えて日本では中絶薬の認可がされていないため、医療的な知識はあくまでも自己判断ということになっているのです。
中絶薬は日本で買うことは難しい
日本ではまだ中絶薬の認可が無いため、どこで調べても医療機関での処方は見つかりません。
医師やクリニックによってはアフターピルの承認を求める声もありますが、欧米などに比べてレイプなどの犯罪被害が少ないこともあり、合併症のリスクが優先されているのです。
とはいえ世界で65か国以上が認可している中絶薬なので、日本にも必要としている女性がいるのは確かです。
そのため、インターネットで購入する方法を検討することもあるかもしれませんが、残念なことに厚生労働省が個人購入を控えるよう発信しているため、やはり日本国内で購入することは難しいようです。
一般的に手術か、モーニングアフターピルの処方となっています。
副作用や合併症について
最も心配なところが、薬によってどのような影響が起こりうるのか?という問題ですよね。
出血多量で命の危険があったという情報が多く出てくるのと同時に、「使用を控えるべき」と謳うものばかりです。
しかし先にも説明した通り、世界中で認可されている中絶薬があることは事実なので、必要に迫られていらっしゃる方としては、その状況への関心には高いものがあるでしょう。
一般的に多い症状が嘔吐や発熱で、可能性として多量出血という重度症状があることも忘れてはいけません。
世界中で承認されている中絶薬とは?
気になるのが何という名前の薬か?というところでしょう。
その薬はミフェプリストンとミソプロストールという錠剤、これは体に負担が少ないとされているため、WHOという世界機関でも勧める中絶方法として明記される中絶薬です。
あくまでも医師の処方によるとされているため、認可・承認がされていない日本では、個人で輸入購入しかないことになってしまいます。
ミソプロストールのほうは胃薬として日本でも処方されていますが、流産の恐れがあるため妊婦さんは飲めないとされている薬です。
日本では望まない妊娠に対して処方される薬は、モーニングアフターピルとなっており、やはり医師による診断と処方が必要です。
なぜ認可されない?求める声もある事実
「認可されないこと=危険な薬」というイメージが先行してしまいますが、なぜ認可されないということは知っておいて損はないでしょう。
最大の理由は「セックスを容易にしてしまうため」です。
性行為は売春や未成年の育成にも直結する、いわば道徳上のタブーとされがちな部分でもあります。
厚生労働省はオンラインで緊急避妊薬を処方するガイドラインを打ち出していますが、これはハードルが高く、質問内容も答えづらいものばかりです。
タブーとされている部分であるため、「人に言いづらいこと」なのであって、それをアレコレと質問した上での処方となると、敬遠してしまうのも当然です。
結局は望まない妊娠に直面している女性にとっては、「言い出しづらいから妊娠を受け入れる」という決断になってしまうことが多いのです。
そうなると後にやってくる出産や育児にも当然影響する可能性があり、やはり「望まない妊娠は避けるべき」です。
中絶は手術とアフターピルのどちらを選択するか?
中絶が必要となった場合、どちらを選択するべきでしょうか。
実際にどちらの割合が多いか?というのはデータ化できていませんが、薬よりも手術を選択する人が多いのが現状です。
手術となるとモチロン他人の目に触れることになりますし、費用もそれなりにかかってしまいます。
通常の流れとは違うことを体に強いるので、手術であれ、アフターピルであれ、少なからず副作用が出るのが一般的です。
しかしアフターピルを処方している病院は全てではありません。産婦人科に相談に行くと、大半は「中絶手術」を勧められます。
最近では各都道府県単位でアフターピルを処方できる病院も増えてきており、一度インターネットで検索してみると良いでしょう。
オオサカ堂など通販会社でも取り扱っていない?
オオサカ堂はいわゆる「性」に関するサプリメントや薬を扱っていますが、中絶薬は取り扱いがありません。
実例として多量出血した女性がいるため、やはり日本国内で中絶薬を手に入れることは難しい現状です。
他のサプリメント系を輸入販売できている実績があるとはいえ、さすがに命の危険を厚生労働省が呼び掛けているので、オオサカ堂でも取り扱いが無いのでしょう。
個人輸入で購入することも出来るのかもしれませんが違法です。海外旅行先で購入し持ち帰る(個人輸入)すると、結果として重大な危険を伴うことになります。
経口避妊薬を服用し、万が一は医師に相談すること
日本では「認可されていない薬物は違法薬物となってしまう恐れがある」のです。
飲んでから合併症などで治療を受けられないことはありませんが、その後罰せられる可能性があります。
女性である以上、月経があるうちは妊娠の可能性があるため、男性とのセックスには十分注意が必要です。
当たり前のことかもしれませんが、やはり妊娠は自分一人の問題では解決できないことも多く、最終的には自分以外の人間、つまり我が子を不幸にしてしまう可能性すらあるのです。
望まない妊娠の可能性がある場合は、個人で海外から輸入するのではなく、医師に相談することが最善の解決策と言えます。
オオサカ堂で買える中絶薬
本剤は、性交後の妊娠を避ける薬であり、飲むことによって、完全に妊娠を回避できるものではありません。計画的に避妊する場合は、経口避妊薬など避妊効果の高い方法で避妊してください。
薬を飲んだ後の不正子宮出血や妊娠初期の出血は通常の月経と区別がつかないことがありますので、適切な時期に受診してください

オススメ | |
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特徴 | i-pill(アイピル)は、有効成分のレボノルゲストレルを含有した緊急避妊剤です。日本で取り扱いされているノルレボと同成分です。 i-pill(アイピル)は、性交後に緊急に妊娠を防ぐために用いる薬です。 |
効果 | 緊急避妊 ※性交後72時間を超えて服用した場合には、妊娠阻止率は63%に減弱すると報告されています。 |
用法 | 性交後72時間以内にレボノルゲストレルとして1.5mg(1錠)を1回経口投与する。 |